セタの投資日記

年収300万円以下でも最速で資産1000万円をつくる方法を模索するブログです。

投資対象は4つのアセットクラス

私が投資対象としてるアセットクラスは

以下の4つになります。

 

1.株式

2.中期米国債

3.米国物価連動国債

4.ゴールド

 

これら4つを投資するのは

 

長期保有すれば価値が上がる

 

というメリットがあるからです。

 

 

 

 

このグラフはインフレを考慮した際の

各アセットクラスの価値の推移です。

 

グラフをみてもらえればわかるように

キャッシュであるドルと比べて、

株式、中期米国債、金のほうが

価値が上がることを

証明しています。

と同時にキャッシュの価値が

下がっていくことも

証明しています。

※グラフに掲載されていない米国物価連動国債については後ほどお話します。

 

それでは各アセットクラスの特徴を説明します。

 

株式

 

株式とは

もっとも大きな利益を産み出してくれるリスク資産の大黒柱です。

経済学者のジェレミー・シーゲル氏によれば

保有期間は長期になるほどリスクが減りリターンが向上する性質があることを証明しています。

具体的には

7年以上保有すると債券以上に

リスクが減り、

リターンが向上する

というデータがあります。

また、

株式を17年以上保有すると、

長・短期債とは異なり、

実質ベースでは損失がでないとも

語っています。

 

ほかにも

全世界株式やS&P500などの

多数の銘柄に分散投資できる

インデックスファンドに

投資するのであれば

リターンを損なうことなく

リスクのみを減らせることを

1990年にノーベル経済学賞を受賞し、

現代ポートフォリオ理論の父をよばれる

ハリー・マーコウィッツ氏が

証明しています。

 

このような理由から

私は投資信託

株式インデックスファンドである

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

をメインに投資しています。

 

中期米国債

 

中期米国債とは

償還期限が2年~10年の米国債を意味しています。

代表的なETFですと米国ETFIEFがあてはまりますね。

中期ということは他に

短期、長期、超長期があります。

特徴としては

短期であるほどにリスクが低く、

長期になるほどにリスクが高くなります。

 

私が中期米国債に投資する理由は

わたくし個人のリスク許容度と

為替リスクの影響を考慮した結果です。

 

米国債は世界的にもっとも安全な資産と

いわれており、

日本でも比較的コストをかけずに

投資できます。

中期米国債の国内ETFですと

iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF【1656】

があります。

わたしも投資しています。

 

米国債は株式の競合資産です。

つまり、

株式が値上がりしているとき

米国債は値下がりし、

また、

米国債が値上がりしているとき

株式は値下がりするパターンが

比較的多いです。

 

ただ、経済が不安定な状態(金利上昇時など)ですと

必ずしもこの関係性が維持できるわけでは

ないので

その辺は注意しておきましょう。

 

 

米国物価連動国債

 

米国物価連動国債は文字通り、

アメリカのインフレ率を考慮した米国債のことです。

簡単に言ってしまえば

インフレにも強い米国債ということです。

 

じつは米国物価連動国債の誕生には

こんな話があります。

 

1997年にアメリカの財務省の役人が

米国物価連動国債の概念を考案した時、

どんな形態にしたらよいか

ヘッジファンドの帝王とよばれる

レイ・ダリオ氏に相談しました。

その後、

レイ・ダリオ氏が率いるブリッジウォーター社の推奨案が、

現在の米国物価連動国債の形態を決めました。

 

レイ・ダリオ氏とは

ブリッジウォーター・アソシエイツの創業者であり、

リーマンショック時には、

多くのヘッジファンド

大きな損失を記録しながらも

約12%の収益を確保した凄腕の投資家です。

 

そんな凄腕の投資家が考案したアセットクラスが

長期で保有していて損失を出し続けられるとは

考えられません。

 

ほかにも、

経済学者のジェレミー・シーゲル氏によれば

米国物価連動国債株式投資の短期リスクを回避しつつ、

インフレによる物価変動リスクも避けたい投資家にとって

非常に魅力的な投資対象であり、

長期投資家にとって、物価連動国債は名目利回りしか

もたらさない債券よりも明らかに有利な資産であると

語っています。

 

こんな説明を受けて保有しないのは

もったいないです!

 

というわけでわたしは

新NISAで米国物価連動国債の米国ETFであるTIP

コツコツ買っていこうかなと思っています。

 

ゴールド

 

ゴールドは守りの要となるアセットクラスです。

インフレのリスクヘッジの代表ですね。

 

経済学者のジェレミー・シーゲル氏は

過去200年間、ゴールドの価格は物価動向に

きわめて似た推移を示してきたとも語っています。

しかしながら、

ゴールドの場合、長期的な投資では

インフレのリスクヘッジ以上の機能は

期待できないともシーゲル氏は語っています。

 

最初に紹介したグラフでも

株式や米国債とゴールドの価格推移を

見比べてみるとゴールドの長期投資の

うまみは少ないと言えますね。

ゴールドには

配当金がでることもありませんからね。

 

なので人によっては

投資する価値なしと判断して

ポートフォリオに組み込まないのも

全然ありだとおもいます。

 

それでも、

わたし自身はゴールドを

ポートフォリオに組み込んでいます。

 

理由は損失率を抑え、メンタルを安定させるためです。

 

とくに

インフレ時には

株式も米国債も価格が下がる傾向にあるため

どうしてもその時期は

心理的負担が大きくなり

冷静でいられなくなります。

長期投資という視点では

ゴールドをポートフォリオに組み込まないというのは

合理性があり正しい判断のように思えます。

しかしながら、毎日、資産額が

大きく減っていく状況を

普通の人間に耐えられる

とはとても思えません。

 

メンタルが病んでいる状態でリスク資産を

保有し続けるのはわたしには無理でした。

 

投資は資産形成のための手段です。

そうです。あくまでも手段なのです。

目的ではありません。

 

あまりにも痛みが大きすぎると

投資を継続することはできません。

なので

日々の心理的ケアのためにも

わたしはゴールドをポートフォリオ

組み込むことにしています。

 

具体的には投資信託

iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)

に投資しています。

 

さいごに

 

長文を最後まで読んでいただき

ありがとうございました!

これからも今回ご紹介した

4つのアセットクラスに

積極的に投資していく所存です!

すこしでも

あなたの投資戦略の参考になれたら

うれしいです!